そんな疑問にお答えします!
この記事では、以下について解説します。
- Webライターを始めて1ヶ月目にやったこと
- やって良かったこと、やれば良かったこと
- 最初に直面した”分からないこと”Q&A
この記事を書いている私は、2022年11月から本格的にライターの仕事をはじめ、2023年4月現在は月5万円以上稼げるようになりました!
かなりゆっくりペースですが、自分がやったことや実際の流れなどが、他の方の参考になれば幸いです。
Webライターを始めて1ヶ月目にやったこと
実際にWebライターとして動き始めたのが2022年11月です。
1ヶ月目にやったことをまとめました。
1ヶ月目の収入は1,135円
まずはどれくらい稼げたのか。
1ヶ月目の収入は、1,135円!
低くね…?
はい。私も思ってます。笑
というのも、1ヶ月目はほとんどタスク案件しか応募せず、実際にプロジェクト案件の収入が発生したのは翌月からでした。
この1,135円は、アンケートに答えてもらえた金額です。
1ヶ月目からバンバン稼いでいる方もいると思います。
私はかなりスローペースだったのですが、人それぞれです。
1ヶ月目はほぼ準備期間だったので、具体的にどんなことしたのか、見ていきましょう。
クラウドソーシングのプロフィールを充実させた
1番最初にやったことは、クラウドソーシングのプロフィール欄を充実させること。
SNSで仕事を取りに行く・求人に応募する、という自信がなかったので、王道のクラウドソーシングから始めました。
これから登録しよう!という方は、大手サイト2社がおすすめです。
私は全くの初心者で始めましたが、ちゃんとお仕事を頂けています。
どっちも登録してもいいし、最初はどっちかでもいいです(詳しくはQ&Aでお話しします)
※私自身はランサーズをメインにしているので、この記事の内容はランサーズ寄りです。
登録したら、プロフィール欄を埋めます。
自分のこれまでの経歴や、できること・詳しい分野などを書いていきます。
ここをしっかり書いていないと、応募しても自分がどんな人間なのか伝わりません。
プロフィールに関しては、たなざわさんのブログをめちゃくちゃ読みました。
ちなみに、ランサーズには、ランク制度があります。
プロフィールを登録するほかに、本人確認やスキルの登録など、基本情報の設定をするだけでレギュラーランクになれます。
このレギュラーランクを獲得しておかないと、そもそもクライアント画面で表示されないことも多いので、しっかり設定しましょう!
タスク案件をやってみた
初期設定が終わった後、タスク案件をやってみました。
クラウドワークス・ランサーズのお仕事には、3つの形式があります。
タスク
条件に当てはまれば誰でも対応でき、すぐ仕事ができます。
アンケートやレビュー、データ入力などが多く、作業自体も簡単。
単価は低いですが、お小遣い稼ぎには向いています。
プロジェクト
クライアントが発注したい仕事内容を載せて、案件に合ったライターを募集するのがプロジェクト形式です。
ライター側がやりたい仕事に応募し、選ばれると仕事を受注できます。
コンペ
名前の通り、クライアントの発注に対し、コンペ形式で募集。
たくさんの提案の中から、自分が採用されれば報酬がもらえます。
最初からプロジェクトに応募しても良いのですが、
- 流れが全然わかっていなかった
- 実績0での応募が怖かった
という2つの理由から、タスクを数件やることにしました。
文章を書くタスク(例えば、転職の経験談を100文字以内で書いてください等)がおすすめ、という意見も拝見しましたが、アンケートでも何でもいいと思います。
最初は不安で10件以上やったのですが、そんなにやらなくて良かったな~と…
3件くらいで問題ないと思います。
プロフィールに表示される「実績数」にはカウントされないのですが、「タスクの作業数」は表示されますし、「タスク承認率」も出ます。
まったくの0よりは、採用されるきっかけになりますよ!
プロジェクト案件を見る目を養う
タスクを経験しつつ、プロジェクト案件を見ていきましょう。
案件は大量にあるので、どんな内容のものがいいのか、見る目を養うのが大切です。
大量すぎて、最初の頃は、案件を見るだけで疲れていました。笑
まずはライティングのプロジェクト案件を見てみましょう。
初心者の文字単価は0.5~1円くらいなので、高すぎるものは除きます。
- ライティング
- プロジェクト
- 文字単価 1.9円まで
上記で絞り込んでいました。
あとは、一つ一つ内容を確認したり、自分ができそうなものを見たり。
- 文字単価(テストだけ異常に低くないか)
- 1記事何文字か(平均は3,000~4,000字程)
- どんなジャンルの記事か
が分かりやすいものがおすすめです。
また、クライアント様のプロフィールや、評価が低すぎないかも確認しましょう。
ライター以外の「初心者OK」の案件に応募
応募したいプロジェクトが見つかったら、「どんどん応募しよう!」と言われます。
が!
ライターの案件、どれを見ても応募できそうにない…
ブログはやっていましたが、SEOはまだ分かっていない気がするし。プロフィール欄にブログを載せた方が良いんだろうけど、自信もなくて載せてませんでした。
毎日案件だけ見て、どうしよう~って考えて1日が終わる…。
そこで応募したのが、「初心者OK」かつ、ライター”ではない”仕事!
最初の実績だけでも作りたかったので、データ入力など、そこまで知識が問われないものにしよう!と応募してみました。
ありがたいことに、2件応募してどちらも採用して頂けました。
また、プロジェクト方式の流れや、やり取りの進め方などを丁寧に教えてもらえて、「こういう感じでやるのか~」と掴むことができました。
応募のハードルが高くて自己嫌悪になってしまう方には、こんなやり方もアリです。
やって良かったこと、やれば良かったこと
自分自身がやって良かった!と思ったことをご紹介します。
1ヶ月目になかなか応募できなくて、躊躇していた自分に向けて書いています。
最初の実績はライターじゃなくてもいい
色々な方のノウハウを拝見すると、「最初はとにかく応募しろ!数をこなせ!」と書いてあります。
仰る通りではありますが、できる気もしないのに「できます!書けます!」って送るのが怖くて。
提案文も時間がかかるし、無理かも…と中断する日を繰り返していました。
でも、「最初は無理に、自分にとって難しい仕事にしなくてもいいのでは?」とふと気づきました。
たくさん応募してなかなか採用されないよりも、
最初の数件だけはちゃんと提案して
ちゃんと採用されて
確実にいい評価がほしい!
と思ったので、データ入力の案件に応募しました。
精神的にも、これは良かったです。
- クラウドソーシングの使い方に慣れることができた(仮払い、完了報告などのやり取りを理解)
- 相手も初心者OKと言っている分、丁寧に教えてくれる
- 最初からハードル高めの仕事に手を出して失敗する、というリスクがない
- たとえ提案が落ちても全然へこまない(やろうとしている分野じゃないからダメージ少なめ)
- ライター案件の【初心者OKで0.1円】とかより断然報酬が高い
本当に最初の1~2件だけはこれで実績つくって、あとはどんどんライターに応募する、という流れで私は助けられたなと思います。
もし、最初の1件のハードルに悩んでいる方がいたら、ライターではないお仕事でも立派な実績になるんだということを伝えたいです。
先輩ライターさん・ブロガーさんのYoutubeが参考になりすぎます
プロフィール欄を書くにしても、提案文を書くにしても、先輩ライターさんやブロガーさんのyoutubeが本当にありがたい存在でした。
特にまなぶさんのyoutubeは、見ていると自分でもできるんじゃないか!と奮い立たせてもらいました。
ライター案件はどんなものがいいのか、どういう提案をするべきか、など、めちゃくちゃ参考になります。
おかげでへんてこな案件には手を出さずに済みましたし、0.5円以下にも応募する気になれませんでした(最初は応募したくなりますが、数ヶ月経って応募しなくてよかった!と思っています)。
- まなぶさん
- たなざわさん
- ヒトデせいやチャンネルさん
大変参考になりました!
ありがとうございました!!
絶対読むべきライティングの本
「ちゃんとできるようになってから応募しよう…」と思っていたら、いつまでも応募できません。
ライティングのおすすめ本を調べて7冊くらいは読んでみたのですが、最初にたくさん読んでも、内容を理解することと、実践できることは、別ですよね。
なので、一気にたくさん読まなくてもよかったのかなと思っています。
とりあえず2冊読んで、あとはやりながら読み直したり、追加したりがいいのかも。
- 『沈黙のWebライティング』→SEOの基礎を理解
- 『新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング』→ライティングの書き方を理解
ライティングの案件を進めていく中で、もしくは、ブログを改善していく中で、
「あの本で言ってたアレってこういうことだったんだ!」
「今この本読みなおしたらめっちゃ使えるかも!」
とやっと自分の力が追い付いて、理解→実践できるようになってきました(まだまだですが!!)。
なので、やりながら本は読み足していくのがいいのかな~。
ブログは中途半端でも とにかく応募
「ブログで全然成果出してないけど、なんか恥ずかしいな~」と思っていませんか?
でも、ブログで成果出してから…と思っても、「それっていつ?」となるので、とりあえず恥ずかしさは置いといて応募。
私も最初に応募した時は、ブログには40記事くらいしかありませんでしたが、それでも採用して頂けました。
- ブログで〇〇PV到達したら…
- 100本書いたら…
などは、そこまで気にしなくても良いかもしれません。
ブログを優先してクラウドソーシングを後回しにするより、数件受注してみて実績を積み重ねる方が良かった!と、今は思っています。
- 最初の1件が受注できれば、後はなんとかなるから
- 実績を積むのに時間がかかるから(=少量でも良いから継続するのが大切)
- 仕事をもらいながら記事の書き方に慣れていくから(=ブログに生かせばOK!)
ブログがまだまだでも、ちゃんと仕事は獲得できるので、後回しにしている方は応募してみることをおすすめします!
最初に直面した分からないことQ&A
最後に、やり始めてから「え。ナニコレ!どうしよう?」と思ったことをまとめます。
登録したばっかりなのにメッセージ!返信どうしよう?
これ、めっちゃ驚きますよね。プロフィールをちゃんと埋めたら、直接クライアント様からメッセージが来ませんか?
「はじめまして。○○の案件やりませんか~?」みたいな。
私の場合は、脱毛サロンの覆面調査しませんか?というメッセージが複数人からきました。
たぶん受ける方はいないと思うのですが、メッセージに律儀に返信しなくても大丈夫です。
(ちなみに、実績0の初心者にいい条件のスカウトなんて滅多に来ないので、適当に声をかけてるのでしょう。詐欺みたいなのに応募しないでくださいね!)
もし、本当にちゃんとした方からの、受けたい案件なら返信しましょう。
- 自分が登録している内容とまったく関係のない案件
- 興味がない、やりたくない案件
- びっくりするほど単価が低いもの
の場合は、返信不要(既読スルー)で大丈夫ですよ。
そもそも返信率って何?
あります!返信率についても最初調べました。
返信率は、全てのメッセージに返信しているかどうかではありません。
自分が返信したメッセージのうち、24時間以内に返信しているのは何%か、を見られています。そのため、そもそも初めての方からのメッセージに返信しない場合は何もカウントされません。
返信率 = 24時間以内に返信した件数 / 返信した件数
返信率は、【相手に返信したメッセージ】のうち、【24時間以内に返信したメッセージ】の割合を指します。
引用:ランサーズ公式 https://www.lancers.jp/faq/l1005/352
過去にランサーズ内で、5件以上のメッセージを返信している方は、返信率の計算対象です。
また、返信率に影響が出るメッセージが分かりやすいように、「返信依頼」という表示があります。クライアント様とのやり取りで、この表示が出ていたら、24時間以内に返信しないと返信率が下がります。
逆に、何も記載されていなければ返信率に影響は出ません。
「返信不要」欄があり、ここにチェックを入れると、返信は不要ですよ~と相手に伝えることができます。
クライアント様とのやり取りで、自分が返信したら会話が終わる時は、忘れずにチェックを入れましょう。
プロフィール写真は顔?イラスト?
プロフィール写真については、悩むところです。
結論から言うと顔写真が一番良いですよね。
メッセージだけだと、相手がどんな方なのか分からないですし、顔写真であればそれだけで信頼度がアップします。
と思い、私は自分の後ろ姿がわかる写真を使っています。
顔を見せた方が良いけど、イラストやペットの写真がなかったので、仮で登録。
慣れてきて、がっつりクラウドソーシングを使うのであれば、顔写真に変更するのが良いですね。
ちなみに、後ろ姿の写真でもお仕事はもらえます。
提案文に時間がかかりすぎる
これは、避けては通れない問題ですよね。
色々な先輩方のブログを拝見して、「提案文はこう書け!」というテンプレもいくつかあります。
が、テンプレのまま使うわけにはいきません。
テンプレの使いまわしは、「うわ、これどうせみんなに送ってるでしょ」という印象を与えます。
ある程度の型は作っておくべきですが、まるっとコピペはやめましょう。
応募したい案件ごとに、
- 自分がその案件に活かせること
- こんな思いがあって応募した
など、その案件でなければならない理由&自分がその案件をやるべき理由を伝える必要があります。
私も最初は、1~2時間かけてやっと1件でした。
提案自体に慣れてくれば、30分くらいで書けるようになりました。
提案に時間がかかるのはある程度仕方がないことなので、自分がお引き受けしたい案件を吟味して、丁寧に書いていきましょう。
クラウドソーシングって複数サイトでやらないとダメなの?
どっちでもいいと思います!
- 複数サイトでやれば、いい案件に出会える確率が上がる
- 一つのサイトで集中してやった方が、実績ができる
など、色々意見がありますよね。
私の場合は、クラウドワークスとランサーズ、どっちも同じ熱量でチェックして、応募して…というのが難しかったです。
2サイトをチェックするだけで時間がかかってしまいますし、1点集中してやっていくのが性に合っていました。
あとは、画面の見やすさや操作性なども、それぞれ好みがあると思います。
- 複数サイトを確認・両立するのが苦にならない→複数サイトで受注
- 行ったり来たりするのが苦手、1サイトでコツコツやる方がいい→1サイトで受注
がいいんじゃないでしょうか。
1サイトだけでも、十分お仕事はもらえますよ。
少しずつでもお仕事をもらえるようになる!
Webライターとして、1ヶ月目にやってきたことを振り返りました。
1ヶ月目は、特にコレといった対応はしておらず、クラウドソーシングを始めるために必要なことをやっていただけです。
ただ、最初はクラウドソーシングに登録するだけで疲れてしまったり、応募する度に自己嫌悪になってしまったり…。
スタートラインに立つまで、時間がかかりました。
今思えば、もう少し気軽にトライしてみても良かったのかもしれません。
最初の実績さえ作れれば、あとはどんどん応募していくだけ。
始めたばかりの時は、仕事もやり取りも時間がかかりますが、慣れていけばスムーズに進められるようになります。
ペースはゆっくりでも大丈夫です。
自分が苦しくない範囲で、積極的に挑戦していきましょう!
▼地道ですが、Webライターを続けていく過程もアップしていきます。
あくまで自分の場合の体験談ですが、皆さんの参考になったらうれしいです。