ほかだまり
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海外で暮らす前に身につけておきたい「知識」と「話題のネタ」

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留学、ワーキングホリデー、転勤など、海外に長期滞在する方もいらっしゃるでしょう。

語学の勉強もある程度したし、これから向かう国のことも調べた…
他に準備しておくべきことってない?

そんな方向けに、この記事では海外で暮らす時に

  • 身につけておきたい「知識」
  • そこから生まれる「話題のネタ」

をまとめました!

知っているようで、実は説明できないことは意外と多いです。
事前に頭に入れておくと、現地での会話が弾むかもしれません!

私自身は、学生時代にワーキングホリデーで1年間フランスに滞在。
語学以外の「あれ?事前に知っておけばよかった!」を個人目線で楽しくお伝えします!

米を鍋で炊けるようにする

意外と盲点なのが、「炊飯器でご飯を炊いていたので、実は鍋でお米を炊けない」問題です!

恥ずかしながら、それまで普通の小鍋やフライパンでお米を炊いていなかったので、現地で手が止まってしまいました。
…皆さんは炊けますか?

ヨーロッパでは、お米を食べるイメージがあまりないかもしれませんが、
付け合わせとして結構食べます。
じゃがいも→パスタ→米→じゃがいも…みたいな感じでしたね。

いざ「小鍋でご飯炊いてよ!」といわれた時。
調べないとわからないって言ったらめちゃくちゃ笑われました(恥)

一回調理してみれば簡単にできますので、ぜひ皆さんも日本にいる間にやってみてくださいね!

普段食べているものを説明できるようにする

テーブルを囲む

またも食事関連なのですが、現地でお世話になる方と一緒に食卓を囲む機会は多いので、知っておくといい話題です。

サラダ油、何から作られているか説明できますか?

お豆腐の作り方、説明できますか?

意外と説明しようとすると難しくないですか?
日本語で説明できないものは、もちろん外国語でも説明できません。
こういった「あれ?」は、現地でたくさん出てきます。

普段の食生活で、自分に聞いてみてください。
「味噌の作り方ってどんなだっけ」
「餅を説明したくなったらどう言えばいいかな。きなこ、しょうゆ、海苔、もち米。全部説明できるかな」

日本では説明しなくても伝わるものが、向こうでは原材料から説明しないといけないものも。
普段食べているものなのに説明できない、って悔しいので、ぜひ調べてみてください!

ちなみに、サラダ油の原料は、菜種・大豆・ひまわり・とうもろこし・綿実・ごま・米などです!

政治の仕組みを理解しておく

これも、ひとつのテーマとしてしっかり説明できるようになっておくと安心でしょう。

「日本では、どうやって総理大臣を決めてるの?」

はい、この質問にすぐ外国語でこたえられる方は素晴らしいです!!

どの政党を支持しているか、ということではなく、どんな制度なのか、を分かっておくことは大切。

また、現地の政治の仕組みも教えてもらえて勉強になります。
難しいテーマなのですが、ここがわかっていると議論が楽しくなるかもしれません。

黒澤明監督作品の映画を観ておく

訪れる地域に合わせて、映画を観ている方も多いでしょう。
フランスだったら、「アメリ」とかね。
もちろん、それもいい!会話のネタになります。

プラスしてお勧めしたいのは、黒澤明監督の映画です。
なぜかというと、こういう会話を想像してみてください。

「From日本?私アキラ・クロサワがすごく好きなんだ!特に「七人の侍」がいいよね!!サムライが…」

ー「あ…黒澤明監督は知ってるけど、作品は観たことないんだよね…」

「え?見たことない?知らない?日本人なのに…??

こうなります。ちょっと残念ですよね。

もちろん、絶対見なければならない、とかではありません。
現地でそういう会話がない可能性も高いですし。
それに、全ての作品を網羅するのは難しいことです。

ですが、私の滞在時はこういう会話は度々あって、自分でも恥ずかしいなと思った記憶があります。帰国してすぐ「七人の侍」を借りて観ました。

余裕があったら、ぜひ観ておくことをおすすめします!

小説を嗜む

これは映画と同じで、現地で小説の話になることがあります。

小説好きの方は、川端康成や、芥川龍之介などの作品について感想を求めてきたり。

さすがに全部読んでおくのは難しいですが、内容をおさえておいたり、数冊は読んでみたりしておくと、いざという時しっかり話せます。

また、日本の小説だけではなく、行く先々の小説もいくつか調べておくと話が弾むこともあります!

本を読むのが好き、という方はぜひ時間を取って準備しておきましょう。

日本語がどんな言語かを知る

日本人にとって、一番説明しづらいのが日本語についてではないでしょうか。

なぜなら普段の生活の中で、「日本語とは何か」を誰かに説明する機会がないからです。

「日本語の文法は?中国語や韓国語とどう違うの?」

なんて聞かれた日には、主語があるのかないのか、述語の位置がどこに来るだとか、考えれば考えるほど混乱します。笑

ひらがな・カタカナ・漢字の違いも難しいです。
ましてや、中国語の漢字とどう違うのか説明などできません…

その時は、結局説明しきれず、話がうやむやになって終わってしまいました。
端的に説明するのは難しいのですが、分かりやすく自分の言葉を伝えられたらカッコイイです。

もしも時間に余裕があったら、あなたが学んでいる言語や、アジアの言語と比較して考えてみると面白いですよ!

最後に

道の目印

海外で暮らす時に「話題のネタ」になることを書いてみました。

「海外で話題に困ることなんてないよ~」と思うかもしれませんが、どれも私自身うまく話せなくて困った!というものばかりです。

最近はアニメ・漫画の勢いもすごいですし、ジブリ作品なども有名になってきています。
若い方、日本が好きな方と話すときはそれでいいのです。

でも、年配の方、地方に住んでいる方には、結構「何それ?」って言われます。ガーン

そんな時話題になるのは、食事・文化・政治・価値観…など、日本人同士であまり説明することのなかった分野なんです。
どの場所にも存在しているもの、と言ってもいいですね。

語学を学ぶときに、相手の国や文化も調べる方が多いでしょう。
ただ、それだけではなく、自分の国や文化についても、改めて考える必要があるんだと気付きました。

普段の生活から「これはどう説明できるだろう?」という視点を持って過ごせたらいいですね!

以上、参考になれば幸いです!